- 四川観光見所
- < 成都市内&周辺 >
- ・武候祠(ぶこうし)
- ・杜甫草堂(とほ-そうどう)
- ・成都パンダ基地
- ・寛窄巷子(かんさくこうし)
- ・金沙遺跡博物館(きんさ-いせき)
- ・青羊宮(チン ヤン ゴン)
- ・楽山大仏(らくざんだいぶつ)<世界遺産>
- ・峨眉山(がびざん) < 世界遺産 >
- ・青城山(せいじょうさん) < 世界遺産 >
- ・都江堰(とこうえん) < 世界遺産 >
- ・三星堆遺跡博物館(さんせいたい)
- ・雅安碧峰峡パンダ保護基地
- < 九寨溝・黄龍エリア >
- ・九寨溝(きゅうさいこう)< 世界遺産 >
- ・黄龍(こうりゅう) < 世界遺産 >
- ・神仙池(しんせんち)
- ・牟尼溝(むにこう)
- ・松潘古城(しょうはん-こじょう)
- ・ソルゲ大草原(若尓盖大草原)
- < 四川北部・西部エリア >
- ・四姑娘山< 世界遺産 >
- ・臥龍パンダ保護センター< 世界遺産 >
- ・海螺溝(氷河公園)(かいらこう)
- ・ミニヤコンカ(貢嗄山)< 蜀山の王 >
- ・丹巴美人谷(ダンバ‐びじんがい)
- ・稲城(ダオチェン)、亜丁(ヤーディン)
- < 三国志 >
- ・ホウ統祠< コ陽 >
- ・剣門関< 広元 >
- ・昭化古城< 広元 >
- ・ロウ中古城< ロウ中 >
丹巴美人谷
- 『中国国家地理』」の雑誌で、「中国十大美しい村」のトップに選ばれた丹巴のチベット族の村は、成都から348キロ離れた四川省西部の甘孜チベット族自治州にある。この村は、5本の川が流れ、高い峡谷が続くという変化に富んだ自然環境で、氷河や雪線の下には、様々なスタイルのチベット族の村が点在している。
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千トーチカの国
丹巴には形が美しく、姿が質朴で、新鮮な感じを与えてくれる郷土色豊かな民居が数多く残っている。深くて厚い文化の蓄積がトーチカ・石室建築の文化を生んだ。中路村にある古代の遺跡から、数千年前にジャーロンチベット族の先住民がここで営々と生活して子孫を残し、世界的に希少な「千のトーチカ国」を創造したことが理解できる。ジャーロンの古代のトーチカ、チベット村は山を背にして並んでいる。白を基調に、それが緑の背景と絶妙にマッチして、神秘的な古代の風水説と濃厚な宗教・文化の趣と融合して、「天と人の合一」という最高の境地を感じさせてくれる。古代トーチカ群がいつ建てられたのか、ずっと謎となっていたが、90年代にフランスの探検家がこの地を訪れてトーチカの残片を持ち帰り、炭素測定を行ったことで、ようやくその謎が解明。元代末から明代初めにかけて造られたものなのだ。
このように豊富多彩、質朴で典雅な郷土色あふれる民居は、中国の民間住宅の傑作だと言えるでしょう。数千年来、こうした民居にはずっと伝統的な建築風格と濃縮された民族的特色が保持されてきた。とくに甲居や中路、梭坡、大寨、小巴旺などで多く見られる。しかもそれぞれに非常に特色に富んでいる。 -
美人谷
丹巴の北側30kmの巴底郷にある。いたるところで美人を目にする、「美人谷」と呼ばれる丹巴。史書には、西夏(1038年〜1227年)王朝が滅んだ後、皇室の妃たちが遥か遠くの寧夏からこの地に逃れ、この地に移り住んだという記載がある。 現在、伝統的な祭日の時には、丹巴各地から美女が「美人谷」に集まり、歌ったり、踊ったりするが、そんな彼女たちの姿は、自然の景観よりも美しいともいわれている。