青海チベット鉄道観光案内 < 青蔵鉄道特集 >

※青海チベット鉄道（青蔵鉄道）とは？
2006年7月、青海チベット鉄道（青蔵鉄道）が全線開通しました。
　青海省の省会・西寧からツァイダム盆地のゴルムドまでは1984年に既に完成しており、ゴルムドからラサまでの1,142kmが2006に開通されました。青海省の西寧（2260m）とチベット自治区のラサ（3658m）を結ぶ鉄道は、総距離1956km。青海チベット高原を走り、まさに天空列車の誕生です。
　ゴルムドからラサまでの駅数は34。標高4,000mを越える高所であること、永久凍土の問題、環境問題など様々な困難な状況の中、約5年もの年月を費やしました。
※【七つの世界一！】　青海チベット鉄道（青蔵鉄道）
１、世界最長の高原鉄道（全長　1,956km）
２、世界最高の海抜を通る（最高地点は5,072mの唐古拉峠）
３、世界最高所の高原凍土トンネル（風火山トンネル・標高　4,905m　全長 1,386m）
４、世界最長の高原凍土トンネル（崑崙山トンネル・全長　1,686m）
５、世界最高の海抜の電車駅（唐古拉駅・海抜5,068m）
６、世界最長の鉄道橋（清水河大橋・全長11.7km）
７、世界最高の海抜の鉄橋（三岔河大橋・海抜3,800m）

※青海チベット鉄道（青蔵鉄道）の地図
※青海チベット鉄道（青蔵鉄道）　列車の設備
列車の座席は、軟臥（上・下2段のベット　4人1室のコンパートメント）、硬臥（上・中・下3段のベット）、硬座（座席）の3種類。各座席の車両のほかに食堂車が1車両連結されています。車両はボンバルディア社製で、車内は酸素が供給され、ゴルムド以降は無料で酸素を吸引することもできます。環境問題にも配慮し、これまでの垂れ流し式トイレではなく、タンク式のトイレに改善されています。各車両には電光掲示板が設置され、通過駅や高度が表示されるほか、中国語と英語によるアナウンスがあります。