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シャングリラ 松賛林寺
- 雲南省最大のチベット仏教寺院と言われ、雲南のポタラ宮とも呼ばれるチベット仏教ゲルク派寺院の松賛林寺(ソンツェンリン・ゴンパ)はチベット語から来ており、中国語では「帰化寺」と言う。
- 松賛林寺はシャングリラの街から北に約5kmほど行った所にある。当時この辺りは災害が多く、清の康煕十八年(1679年)、ダライ・ラマ5世の発願で、卜占(占い)によってこの地が選ばれ寺が建てられた。建立には1679年から1681年まで3年掛かった。
- 雲南省で最も大きいチベット仏教寺院で、現在700名余りの僧がこの中で修行している。
- 寺は南に面した丘の斜面に位置し、さまざまな建物が建っている。中でも頂上にある「吉康」、「扎倉」の2つの大主寺は5層式の大きなチベット式建築物である。大殿も規模が大きく、1600人が同時に中でお経をあげることが出来る。
- ダライ・ラマ5世や同7世を奉じており、仏像のほか、彼らの銅像も見られる。 寺院内部は基本的には自由に見てまわれるが、厨房など一部、女性が入れないところもあるので、注意が必要である。