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昆明 金殿(きんでん)
- 昆明市北郊外の鳴鳳山に位置し、130kuの面積である。もともとは50kuあまりのエリアを指したが、近年、植物園などを含め全体が国家級森林公園に指定された。
- 金殿とは銅製の宮殿のことで、正確には「銅殿」という。最初の新銅殿はぴかぴか光っていたので金殿の名が付けられた。昆明では金殿といえば、鳴鳳山中の道観群全体のことを意味する。昆明金殿の太和宮は道教寺院群で、迎仙門、三つの山門、真武殿、雷神殿、銅瓦殿(金殿)などからなった。
- 金殿は高さ6.7m、幅7.8mの純銅製。総重量は250tで、中国では銅製の大殿中、保存された最大、最高な銅制の道教の殿である。
- 昆明金殿は雲南軍門の陳用賓が明朝の万歴年間(1601年)に、武当山真武山の太和廟を元にし鳴鳳山にて初建し、その後、清康熙十年、呉三桂が重建したものと言われる。
- 現存する貴重な文物は、1995年に出来た(中国金殿博覧苑)に収蔵 されている。
- 山頂は、昆明市内や填池を遠望出来る。又、鐘楼が建てられ、、中には明の永楽年間に鋳造された雲南最大、全国2番目に大きい銅鐘がぶらさがっている。明清時代には風光明媚な場所として世に知られ、多くの文人がここで詩詞を詠んだ。
- また、自然植物園は山の山頂から東南に向かって広がっている。竹類園、水景園、鑑賞温室区など9つのエリアに分かれられ、なかでも「椿園」には300種1万鉢以上の椿があり、中国最大の椿専門植物園として有名である。