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洛陽 白馬寺(はくばじ)
- 文献で確認できる伝承上では中国最古の仏教寺院である。1961年に中華人民共和国の全国重点文物保護単位に指定された。
- 河南省洛陽市の東にある寺で、中国初建の寺とされる。67年(永平10)後漢明帝の代、中天竺(インド)の摂摩騰(しょうまとう)、竺法蘭が経巻と釈迦像を白馬に乗せて洛陽へ入り、寺を建立し『四十二章経』を訳したと伝え、それが中国仏教の初伝という。寺名はその白馬にちなむ。梁(りょう)の宝唱(ほうしょう)の『名僧伝』には蘭台寺と記され、僧名も諸本で異なる。また、後漢の明帝が金人(仏像)を感夢し使者を大月氏国へ派遣し仏法が伝来したという伝説もあり、白馬寺伝説は複雑であるが、この寺が西晋代(265〜316)に存在したことは確かで、竺法護が286年(大康7)『正法華経』10巻を、289年には『文殊師利浄律経』『魔逆経』などを訳出している。東晋の支遁(しとん)、北魏の曇摩流支(どんまるし)、仏陀扇多(ぶっだせんた)らが住し、唐の則天武后が堂宇を修理した。当寺の南東には東白馬寺(斉雲寺)があり十三層塔を残す。これは後唐の荘宗(在位923〜925)が9層の塔を建立、1175年(金、大定15)に再建されたものという。