- 西安観光にお役立つ情報
- ・西安観光概況
- ・西安観光地図
- ・日本‐西安間の航空便情報
- ・シルクロード観光案内
- ・シルクロード観光地図
- ・洛陽観光案内&洛陽・少林寺ツアー
- 西安観光見所案内
- < 西安東郊外 >
- ・兵馬俑(へいばよう) < 世界遺産 >
- ・秦の始皇帝陵 < 世界遺産 >
- ・華清池(かせいち)
- ・鴻門の宴遺跡
- ・華山(かざん)
- < 西安市内 >
- ・大雁塔(だいがんとう) < 世界遺産 >
- ・西安城壁 (じょうへき)
- ・西安碑林博物館
- ・陝西省歴史博物館
- ・小雁塔(しょうがんとう) < 世界遺産 >
- ・興慶公園と阿倍仲麻呂の記念碑
- ・青龍寺(せいりゅうじ)
- ・西安半坂遺跡博物館
- ・大唐芙蓉園(だいとうふようえん)
- ・鐘楼(しょうろう)、鼓楼(ころう)
- ・唐大明宮国家遺跡公園 < 世界遺産 >
- ・漢陽陵(かんようりょう)
- < 西安西郊外 >
- ・茂陵(もりょう)&霍去病墓
- ・乾陵(かんりょう)
- ・楊貴妃墓(ようきひのはか)
- ・五丈原(ごじょうげん)
- ・法門寺(ほうもんじ)
- ・司馬遷の故郷‐党家村(とうかそん)
西安 鐘楼(しょうろう)、鼓楼(ころう)
- 鐘楼は西安城壁内を東西南北に走る大通りのその交差点の真ん中にある木造建築がこの鐘楼。かつて明の太祖朱元璋が、西から長安に向かう龍の夢を見た。その龍は巨大なライバルの出現を意味していると占いに出たことから、龍を鎮めるために建てられたというのが、鐘楼の由来である。明の太祖朱元璋17年(1384年)に建てられた。高さ36m、面積約1377平方メートル。外側からみると三階建てだが、中に入ると二階建てという構造で、釘を一本も使わず、一本木で建てられているのが特徴。
- その昔は、鳴り響く大鐘が朝を告げ、その鐘の音を聴きながら、役人たちは宮廷へ向かったという。現在では、夜の帳が降りる時刻になると美しくライトアップされる。中国の鐘楼の中でもっとも大きなものである。
- 鼓楼は鐘楼の西側に立つ、同じく木造建築物。その昔、夕方になると大きな太鼓を叩いて時刻を知らせたことから、鼓楼と名づけられたと言う。明の太祖朱元璋13年(1380年)に建てられた。高さは34m、面積は1924平方メートル。土台全体が青いレンガで築き上げられ、920年の歴史の中、数回の地震を経験しても形が崩れることはなかったという頑丈な造りを誇る。
- 現在、陜西省の重要文化財に指定され、大規模な修繕も2度行われた。楼閣は長方形で、表から見れば三階建てだが、内部は重縁式の二階建て。周囲の回廊は美しい金箔張りと色彩絵で飾られていている。鐘楼の鐘と鼓楼の鼓は「朝の鐘、夕の鼓」と呼び親しまれている。