昆明観光案内

※昆明観光見所

石林	九郷鍾乳洞	西山龍門	翠湖公園
円通寺	大観楼	金殿	雲南民族村

昆明概況
　昆明は雲南省の中心部に位置し、雲南省の省都。雲南省の政治、経済、文化、交通の中心地である。また1400年の歴史を有する国家歴史文化名城でもある。

　昆明は、ほとんどが熱帯高原季節風気候に属する。年間の平均気温も15℃と、温暖な気候に恵まれている。夏に酷暑なく、冬に厳寒がないこの地の気候は、『四季如春（四季春の如し）』と形容され、昆明市はよく『春城』と呼ばれている。

　昆明には、漢民族のほかに、イー族、ミャオ族、ブイ族、ペー族、リス族、ハニ族、チワン族、ナシ族、タイ族などの少数民族が暮らしてる。雲南省内では比較的早くから漢民族が移住してきたところで、漢民族の比率が高くなっている。

　昆明は雲南省の省都で、雲南省の政治、経済、文化の中心地として発展を続けている。古くから東南アジアの玄関としても重要視されてきた。2005年にはGMS会議（大メコン圏地域経済協力会議）も開催されるなど、中国西南部の重要拠点ともなっている。

　昆明はまた、雲南省内の交通の中心でもあり、雲南観光の出発点ともなるところである。省内に伸びる高速道路や鉄道は、皆昆明市を中心にして放射状に広がっている。省内の航空ネットワークも昆明市の昆明国際空港を中心としている。

　昆明は政治の中心としてだけではなく、豊かな観光資源にも恵まれている。東部には世界的にも有名な石林が、南部には省内で第一の大きさを誇る湖のテン池があり、そのほかにもたくさんの名所古跡が存在する。

　標高は約1895mで、面積は約125k㎡、人口は約160万人である。戦国時代に楚の将軍がこの地に都を築いたのが始まりで、その後、雲南省中部の中心となった。南詔国、大理国の時代には「東京」が置かれていた。元がここを雲南行省の中心としてから、雲南省全体の中心となった。行政機関やビジネス施設、商業施設、主な名所古跡もこの中に存在する。

　中国国歌の作曲者・昆明出身である聶耳が、1935年、日本の藤沢市鵠沼海岸で海水浴中に亡くなったことにより、昆明市は1981年11月5日から藤沢市と友好都市関係を結んでいる。藤沢市に聶耳の記念碑が建つほか、昆明市にも「昆明・藤沢友誼館」が設けられ、日中友好に一役買っている。
昆明の天候

月	1月	2月	3月	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月	年
平均最高気温℃	15.9	17.2	21.7	24.8	25.3	24.5	24.7	24.8	23.3	20.6	17.7	15.8	21.4
平均最低気温 ℃	2.3	4.4	7.4	10.2	14.5	17.2	17.1	16.0	14.2	10.1	7.1	3.4	10.9
降水量 mm	12.5	12.5	17.5	22.5	82.5	177.5	212.5	202.5	122.5	77.5	37.5	12.5	920

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