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ヨンブ･ラカン（雍布拉康）
- チベット仏教の発祥地として有名なツェタン（澤当）の街から12km東南にあり、紀元前2世紀に初代チベット王が建てたとされていて、チベット最古の宮殿と言われる。
- 小高い丘に立つ建物は前の方が多層になり、後部に望楼がある。ソンツァンガンポ、文成公主、ティツィン妃の彫像を納めている。
- チベット語で「ヨンブ」とは「母鹿」を指し、「ラカン」とは「宮殿」の事を表す。ヨンブラカンの寺院が位置する高さ200mほどの山の形が母鹿に似ていることから、ヨンブ･ラカンと言う名前がつけられたと言う。
- ダライ・ラマ五世の時に、宮殿から寺院に改造され、多くの僧侶がここで修行に励み、チベット仏教を伝える有名な場所とった。
- 標高：3,600ｍ
