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夏河ラブロン寺
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蘭州市夏河県概況
夏河は甘粛省西南部に位置し、蘭州市から200キロほど離れている。東は合作市、南はルチュ県,北は臨夏県、青海省循化サラール族自治県、同仁県、西は青海省ツェコク県に隣接している。総人口8万人で、中にはチベット、漢、回、サラ、東郷、モンゴル、朝鮮、十族等14の民族が生活し、そのうち、チベット族は78%を占めている。県市街地の西方向に著名なチベット仏教ゲルク派(黄帽派)の六大寺院のひとつ・ラブロン寺が建ち、東方の「バチカン」と言われている。
夏河はチベット高原の東端に立ち、海抜は西北から東南へ下がっている。海抜は3,000−3,800mの間で、ダリカ山は4,636m、一番高い山となる。 夏河には観光資源は非常に豊富である。自然景色、チベット仏教、民族風情三大特徴を持っている。また、歴史上では甘粛、青海、チベット三省の政治、経済、文化及び宗教の中心であり、「茶馬市」の中心地でもある。更に夏河はチベットから四川、東南地方への経由地となり、歴代、軍事の要衝となっている。現在、車道は発達しており、甘粛、青海、チベット三省から九寨溝への経由地にもなっている。 -
ラブロン寺(拉卜楞寺)
ラブロン寺は夏河県市街地の西方向へ1キロの所に位置し、チベットのガンデン寺、セラ寺、デブン寺、タシルンボ寺、甘粛省のタール寺と合わせ、チベット仏教ゲルク派(黄帽派)の六大寺院と言われている。ラブロンはチベット語で、佛の宮殿との意味。 - 寺院は清康熙四十八年(1709年)に創建される。大規模な建築群であるが、 六大ザチャンが最も有名。ザチャンはチベット語で、佛学院との意味。ラブロン寺はチベット仏教最高の学府と言われている。
- 寺院は前殿、正殿、後殿と分けられている。前殿はチベット王ソンツァンガンポ(松賛干布617--650年)像が祭られる。正殿「慧覚寺」の額が掛かり、清乾隆皇帝に賜られた物。正殿は幅100m、深さ75m、柱140本、4000人のラマが所容できる。
- 寺院中には、蔵径楼、印径楼があり、文物数万件、チベット径文6万冊が所蔵されている。また、寺院にはラ−カン(ラマの団体集合径文を勉強する場所)が18箇所もある。